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    農 林 水 産 省 メ ー ル マ ガ ジ ン

                     16・1・9  第73号

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 目 次

1.メッセージ

  林野庁長官 石原 葵
   林政の課題について
   

2.施策紹介

 (1)米国BSEに関する日米会合の概要
 (2)"おコメ、私たちの命" 2004年は国際コメ年
 (3)植物の知的財産権侵害を水際でガード
 (4)第6回日韓漁業共同委員会の結果について
 (5) 第5回日中漁業共同委員会の結果について
 
3.新着情報

 (1)第4回「JAS制度のあり方検討会」の開催及び傍聴の募集
   について
 (2)平成15年度トレーサビリティシステム開発事業の実証試験
   「ユビキタスID技術を用いた青果物トレーサビリティシステ
   ムの構築」の実施について
 (3)主要食料品の小売価格等の見通し
 (4)平成15年度農林水産省タウンミーティング(第3回)の開催及
   び参加者の募集について
 (5)中・長期開門調査検討会議報告書について
 (6)平成16年度における先端技術を活用した農林水産研究高度化
   事業の研究課題の公募について

4.イベント情報

 (1)遊びにおいでよ!「ニッポン食育フェア」
 (2)農林水産省本省「消費者の部屋」特別展示のご案内

5.パブリックコメント

6.統計データ

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1.メッセージ
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   林政の課題について
   
                    林野庁長官 石原 葵


   新年あけましておめでとうございます。林野庁長官の石原葵で
  す。本年も皆様方にとり素晴らしい年でありますようお祈り致し
  ております。

   さて、昨年も林業界にとり総じて厳しい一年でしたが、年度後
  半の材価の持ち直しや国産材の相当規模の輸出、各地における森
  林環境税をめぐる動きという明るい兆しもありました。
   予算も厳しい状況が続いておりますが、16年度は、a 緑の雇
  用担い手育成対策事業の当初予算での計上、b 今後の木材産業
  のあるべき方向を示す新流通・加工システム、c 国有林野事業
  の新規借入金依存からの脱却等、最低限必要な予算は計上できた
  と思いますので、これらを適切に実行して参ります。また、今年
  は、森林法の改正等に加え、次のような課題に挑戦したいと考え
  ております。

   第一は、森林整備に関する新たな財源の確保への取組でありま
  す。基本となるのは、CO2排出量6%削減という国際約束を果たす
  ための温暖化対策税であり、本年秋にはその導入についての検討
  が本番を迎えます。林野庁としては吸収源としての森林・林業に
  対する期待に応えるため、環境省と連携してこの問題に取り組ん
  で参ります。また、各地域で行われている取組についても支援し
  ていく必要があると考えております。

   第二は、間伐対策の推進であります。間伐については平成12年
  度以降、緊急間伐五ヵ年対策を実施してきており、毎年従来ペー
  スを上回る30万haの間伐を実施してきておりますが、国民各界各
  層からは間伐の遅れが指摘されております。本年は、間伐の実態
  について十分な調査を行った上、究極の間伐対策ともいうべきも
  のを打ち立てる必要があるのではないかと考えております。

   第三は、森林組合の改革です。森林組合については、一昨年以
  来、森林組合改革プランにより改革が進められておりますが、各
  方面から森林組合の活性化のための制度の見直しが求められてお
  ります。昨年末に森林組合関係の実務者により意見交換会を開催
  致しました。この結果を踏まえ、森林組合の新たな発展を図るた
  め本年春には森林組合制度に関する検討会を立ち上げたいと考え
  ております。

   以上、本年に取り組むべき課題について申し述べましたが、こ
  れらの課題を達成するためには、森林・林業に係る関係者はもち
  ろん、国民の皆様方の御協力が不可欠であります。子孫に美しく
  立派な森林を引き継ぐため、皆様方の従来に増します御鞭撻と御
  協力をお願い申し上げます。

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2.施策紹介
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 (1)米国BSEに関する日米会合の概要
(消費・安全局)

   去る12月29日(月)に、外務省板倉別館において米国で発生
  したBSEに関し、米国側の説明を聴取する等のため両国政府に
  よる会合が行われました。
   米国側からはデービット・ヘグウッド農務長官特別顧問他が、
  日本側からは食品安全委員会梅津事務局長、厚生労働省遠藤食品
  安全部長、農林水産省中川消費・安全局長他が出席しました。
   まず、米国側から今回のBSE発生の事実関係等について農務
  省公表に沿った説明がありました。これに対し、日本側から米国
  のBSE対策の現状と感染牛の由来等について更に詳しい情報の
  提供を求めました。
   また、日本側から米国の現状を確認するための調査団派遣を要
  請し、昨日8日、食品安全委員会・厚生労働省・農林水産省の計
  5名が出発しました。なお、今回の調査団派遣は、BSE発生に
  係る事実関係の確認、米国及びカナダで進められている調査状況
  の把握等が目的であり、輸入再開に向けた米国との協議を目的と
  したものではありません。

   なお、詳細は、
  http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/20031229bse.htm
  http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040107press_1.htm
  をご覧下さい。  

                 ◆

 (2)"おコメ、私たちの命" 2004年は国際コメ年
                     (大臣官房国際部)

   2004年は国際コメ年です。世界の飢餓貧困問題解決などに果た
  すべきコメの役割の大きさを再認識し、コメの生産を確保しよう
  とする国際的な取り組みです。
   世界では、いまでも8億人以上の人々が飢餓に苦しんでいます。
  飢餓人口を抱える地域はコメを主食とする地域が多く、コメの安
  定的な生産は世界の命と直結しているたいへん重要なテーマなの
  です。こうしたコメをめぐる現状を世界に訴えかける契機とする
  ため、2002年12月の国連総会で、2004年を「国際コメ年」とする
  ことが決議されました。

   日本では、古代よりコメを主食とし、これを国の礎としてきま
  した。水田を中心とする日本の田園は、日本人の原風景というべ
  き美しい農村景観を作っています。しかも、日本の水田は美しい
  だけでなく、水の一時的な貯留、水資源の涵養など、生活に密着
  した様々な役割を果たしています。
   「国際コメ年」は、コメおよび水田が日本人に果たしてきた役
  割の重要性を再認識し、ごはん食を中心とした日本食の普及によ
  り豊かで健康な食生活を追求するよい機会だと考えられます。ま
  た、開発途上国をはじめ世界の国々における「ごはん」食と稲作
  技術の普及、さらには文化の交流といった国際協力も求められて
  います。

   国内における国際コメ年の活動を進めるため、「国際コメ年日
  本委員会」が1月20日に発足します。コメの生産、流通、加工、
  消費などに関係する団体から、NGO、国際協力、試験研究機関
  まで、多様な皆さんが参加され、盛りだくさんなイベントが全国
  的に計画されています。

   詳細については、国際コメ年日本委員会のサイト
  http://www.fao-kyokai.or.jp/iyr-japan/index.html
  をご覧ください。

   国際コメ年では、様々な取り組みを通じて、おコメが私たちの
  生活に欠かせない「私たちの命そのもの」だと再認識されること
  が期待されています。

                 ◆

 (3)植物の知的財産権侵害を水際でガード
                   (生産局)

   植物の新品種を育成した人には、「種苗法」の品種登録を行う
  ことで、「育成者権」という知的財産権が与えられます。知的財
  産権とは、特許権や商標権のように、開発者に認められる、その
  物などの利用を独占する権利です。
   昨年の「関税定率法」の改正により、育成者権を侵害した農作
  物(開発者に無断で作られた植物)については、偽ブランド品
  (商標権侵害)や海賊版ソフト(著作権侵害)などと同じように、
  税関での検査で発見されれば、没収・廃棄等の措置がとられるよ
  うになりました。

   農林水産省では、独立行政法人 種苗管理センターにおいて、
  疑わしい農作物のDNA鑑定を行うなどして、取締りについて、
  税関と密接に連携しています。
   我が国で育成された新品種の種子などが外国に違法に持ち出さ
  れ、外国で収穫物が生産され、輸入されることを防ぐことは、育
  成者の権利を保護するとともに、特色ある品種による産地づくり
  を守ることにもなります。農林水産省では、引き続き、農業分野
  での知的財産権の保護・活用を推進していくこととしています。

                 ◆

 (4)第6回日韓漁業共同委員会の結果について
                     (水産庁)

   第6回日韓漁業共同委員会は平成15年12月24日に韓国ソウルで
  開催され、平成16年の相手国排他的経済水域への相互入漁に関す
  る操業条件等について合意しました。
   両国漁船の操業条件は総漁獲割当量7万トン、総許可隻数1,098
  隻で日韓等量とし、日本水域に入漁する韓国漁船の操業条件につ
  いては、特に対馬以東水域でのはえ縄漁船の操業条件を強化して
  います。韓国水域に入漁する日本漁船については必要な漁獲割当
  量と許可隻数を確保しました。また、暫定水域の資源管理措置に
  関する両国政府間協議の開催を韓国側に繰り返し要請するととも
  に、今後も民間協議の円滑な実施に両国政府が相互に協力するこ
  ととしています。

   詳細については、
    http://www.jfa.maff.go.jp/release/15.1224.02.html
  をご覧ください。

                 ◆

 (5)第5回日中漁業共同委員会の結果について 
                     (水産庁)
                         
   第5回日中漁業共同委員会は平成15年12月19日に中国北京で開
  催され、2004年漁期の相手国排他的経済水域への相互入漁に関す
  る操業条件を両国政府に勧告するとともに、暫定措置水域におけ
  る資源管理措置の推進等について合意しました。
   両国漁船の操業条件は、総漁獲割当量47,266トンで日中等量と
  し、総許可隻数については、日本側は575隻、中国側は900隻とな
  りました。このうち、日本水域に入域する中国漁船の操業条件に
  ついては、いか釣り漁船の隻数、漁獲割当量とも昨年より16%削
  減されました。また、暫定措置水域の資源管理措置については、
  操業隻数を2003年の隻数を超えないように抑制するとともに、漁
  業種類別漁獲量の上限の努力目標値を2004年は2003年の努力目標
  と同数となりました。

   詳細については、
    http://www.jfa.maff.go.jp/release/15.1219.03.html
  をご覧ください。

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3.新着情報
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 (1)第4回「JAS制度のあり方検討会」の開催及び傍聴の募集
   について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040107press_2.htm

 (2)平成15年度トレーサビリティシステム開発事業の実証試験
   「ユビキタスID技術を用いた青果物トレーサビリティシステ
   ムの構築」の実施について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040106press_1.htm
     
 (3)主要食料品の小売価格等の見通し
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040106press_2.pdf

 (4)平成15年度農林水産省タウンミーティング(第3回)の開催及
   び参加者の募集について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20031226press_4.htm

 (5)中・長期開門調査検討会議報告書について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20031226press_5.htm

 (6)平成16年度における先端技術を活用した農林水産研究高度化
   事業の研究課題の公募について
      http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/2003/1226.htm

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4.イベント情報
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 (1)遊びにおいでよ!「ニッポン食育フェア」
                    (消費・安全局)
   
   1月17日・18日、東京国際フォーラムにて「見て・触って・食
  べて・楽しむ」展示会が開催されます。
   「ニッポン食育フェア」は、健全な食生活のポイント、安全・
  安心な食に関する情報や伝統的な食文化を紹介するとともに、子
  どもが1人で自分の食べるものを作ってみる「子ども料理教室」
  (参加者募集中!)、食生活についてわかりやすく解説する「出
  張講座」をはじめ、昨年度大好評だった「みそ汁カフェ」、本物
  納豆づくり体験など、食育を体験できるイベントです。
   盛り沢山のコーナーで皆さんをお待ちしていますので、是非ご
  来場下さい(入場無料)。

    日 時:平成16年1月17日(土)10:00〜18:00
            1月18日(日)10:00〜17:00
    場 所:東京国際フォーラム展示ホール
        (東京都千代田区・JR有楽町駅前)
 
   詳細については、
    http://www.ruralnet.or.jp/shokuiku/index.html
  をご覧ください。(お問い合わせ先:事務局03-3585-1144)

                 ◆

 (2)農林水産省本省「消費者の部屋」特別展示のご案内

   ○「食を考える月間」
    (1月13日〜1月30日)
     テーマ:「知ってますか?わたしたちの食」
     第1週目のテーマ:「私たちの食生活どうなってるの?」
    (1月13日〜1月16日)

     農林水産省では、平成15年より毎年1月を「食を考える月間」
    とし、皆さんが「食」について関心を持ち、自ら考えていただ
    くための様々な取組を進めています。日頃の食生活について、
    自分ではちゃんとしているつもりだけど、自信がないなぁ、な
    どなど、食生活に関する疑問・質問に一挙お答えします。

      開室時間:10時〜17時
    (ただし、13日は12時から、16日は13時まで)

    詳細については、
      http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/16F_schedule.htm
   をご覧ください。

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5.パブリック・コメント
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   農林水産省では、新たに行う規制の設定・改廃や政策について、
  広く皆様から意見・情報を募集しております。

   詳細については、 
    http://www.maff.go.jp/pub_comment.html
  をご覧ください。

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6.統計データ
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   統計部で公表した統計データをホームページに掲載しています。

   毎年・周期年調査の詳細については、
    http://www.maff.go.jp/www/info/new_year.html
   毎月・毎旬調査の詳細については、
    http://www.maff.go.jp/www/info/new_month.html
  をご覧ください。

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編集後記
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   読者の皆様、明けましておめでとうございます。
   皆様にとってよい年になりますようお祈りいたします。

   今回の年末年始は帰省もせず、家族とじっくりと話する機会に恵
  まれました。このような時間も大事なことと感じました。大晦日に
  は久しぶりに「そば」を打って家族に振る舞い、おやじの株も上が
  ったかなと密かに思っているところです。
   そうしているうちにお店には春の七草が並んでおり、来週の成人
  の日には着物姿を街で見かけるだろうと思うと、確実に時間が流れ
  ていると感じます。

   次回のメールマガジンは、平成16年度農林水産省予算の紹介をす
  予定しております。
   本年も、当メールマガジンのご愛読のほどよろしくお願いします。

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ご注意
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   メールマガジンに記載したURLで、一部PDF形式のものがあ
  ります。
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   (〒100−8950 東京都千代田区霞が関1−2−1)

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