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    農 林 水 産 省 メ ー ル マ ガ ジ ン

                     16・7・2  第97号

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 目 次

1.メッセージ
   WTO農業交渉をめぐる状況について
                 農林水産審議官 木下 寛之

2.施策紹介

 (1)「植物新品種の保護に関する研究会」を開催
 (2)全米熱帯まぐろ類保存委員会(IATTC)第72回本会合の結果
    について
 (3)e−食育.comサイトを開設しました
 (4)メールマガジン創刊号配信のお知らせ

3.新着情報

 (1)「消費・安全局 設置から1年間のとりくみ」について
 (2)農林水産省本省「消費者の部屋」の平成16年後期特別展示ス
    ケジュールについて
 (3)BSEに関する第2回専門家及び実務担当者会合(WG)の
    概要について
 (4)第4回高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム検討会
    の概要について
 (5)「無農薬」等農薬・化学肥料に係る農産物の表示特別調査の
    実施について
 (6)平成16年6月第4週(6月21日〜6月25日)の牛肉小売価格
    等の調査結果について
 (7)コイヘルペスウイルス病に関するPCR検査結果
 
4.イベント情報

    農林水産省本省「消費者の部屋」特別展示のご案内

5.パブリックコメント

6.統計データ

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1.メッセージ
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     WTO農業交渉をめぐる状況について
                  農林水産審議官 木下 寛之

    こんにちは。農林水産審議官の木下寛之です。
    今回は、WTO農業交渉の最近の状況についてご紹介したい
   と思います。

    農業交渉は、2000年初めから開始されており、同年12月には、
   「多様な農業の共存」を基本理念とする日本提案を提出し、以
   来各国と議論を行ってまいりました。
    昨年9月にメキシコ・カンクンで行われた閣僚会議では、例
   えば「関税の平均引き下げ率を○○%とする」等の、個別品目
   に関する各国の交渉の枠組みの確立には至りませんでした。
    しかし、各国が「2004年を失われた年にしてはならない」と
   考えるようになったことから、具体的な数字が入らない形の枠
   組みを7月末までに合意することを目指して、現在交渉が行わ
   れているところです。

    農業交渉には、
    ア 関税削減方式などを議論する「市場アクセス」
    イ 国内助成のあり方を議論する「国内支持」
    ウ 輸出補助金のあり方を議論する「輸出規律」
   の3分野があり、それぞれについて議論が行われています。
    我が国が最も関心を持っているのが市場アクセスの分野です。
    現時点では、関税削減方式については、高い関税のものほど
   大幅に関税を引き下げるといういわゆる「階層方式」が議論の
   中心になっています。
    我が国もこの方式を議論することは可能であるという立場で
   す。

    一方で、例えば我が国にとって、農業の持つ多面的機能を維
   持したり、約40%と低い食料自給率を向上させたり、これまで
   行ってきた農政改革を今後も円滑に進めていく必要があるよう
   に、農業には各国それぞれ事情があります。
    このため、関税削減には柔軟性が必要で、各国の重要な品目
   に配慮できるルールが必要だと主張しています。
    具体的には、関税に上限を設定することや関税割当と言われ
   る低い関税での輸入枠を一律・義務的に拡大するというような
   ルールは、関税削減の柔軟性を否定するものであり、導入すべ
   きではないと主張しているところです。

    また、国内支持と輸出規律の分野では、我が国は貿易歪曲的
   なものは大幅に削減すべきであることを主張しています。
    我が国は、輸出補助金は使用しておらず、国内支持について
   も、これまでの農政改革の結果、最も貿易歪曲的な「黄」の政
   策(価格支持など)について、ウルグアイ・ラウンド合意で20
   00年に達成すべきとして約束した水準の約19%と大幅に削減し
   てきました。
    このため、貿易歪曲的な措置の大幅削減とともに、これまで
   の各国の努力が反映されたルールを確立する必要があると考え
   ています。

    以上のような我が国の主張を交渉結果に反映させるため、引
   き続き、スイス、ノルウェー、韓国など食料輸入国10カ国のグ
   ループであるG10の各国と連携し、米国、EU、途上国など
   の関係国に働きかけながら、全力で交渉に臨んでいきます。

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2.施策紹介
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  (1)「植物新品種の保護に関する研究会」を開催
                       (生産局)

    植物にも「知的財産」があるのはご存知ですか。

    いちごの「さちのか」や稲の「ひとめぼれ」は、いずれも新
   しい品種ですが、これらを育成するのは大変な手間・作業です。

    そこで、植物の新品種は、発明や著作物と同じように、知的
   財産とされており、「種苗法」という法律によって、新品種を
   育成した人の権利が保護されています。

    現在、政府では、産業の国際競争力を強化し、活力ある経済
   社会の実現を図る観点から、知的財産を重視する政策を行って
   いますが、これは、農林水産分野の重要な知的財産である植物
   新品種についても同じです。

    農水省では、植物の新品種の保護・活用について、制度と運
   用の両面での改善のため、学識経験者や関連業界の関係者に集
   まっていただき、「植物新品種の保護に関する研究会」を開催
   しています。
   
    この研究会での検討の結果は、農水省の今後の施策に反映さ
   せることとしています。

    植物新品種についての情報は、"品種登録情報ページ"
      http://www.hinsyu.maff.go.jp/
   をご覧ください。

    また、「植物新品種の保護に関する研究会」の議論の概要に
   ついては、
      http://www.maff.go.jp/www/counsil/counsil_cont/seisan/sinhinsyu/top.html
   をご覧ください。

                 ◆

  (2)全米熱帯まぐろ類保存委員会(IATTC)第72回本会合の結
     果について                (水産庁)

    2004年6月14日(月)〜18日(金)の5日間、リマ(ペルー)
   において(代表:花房克磨水産庁資源管理部国際課漁業交渉官)
   標記会合が開催されました。

    IATTCは、東部太平洋におけるまぐろ類資源の保存管理
   を目的とする地域漁業管理機関であり、我が国のほか米国、メ
   キシコ、スペイン、コスタリカ等14カ国が加盟しています。

    今回の会合において、2004年から2006年までのメバチ及びキ
   ハダの漁業規制のほか、海亀等混獲削減対策、協力的非加盟国
   の認定手続き、IUU(違法・無報告・無規制)漁業対策、V
   MS(漁船監視システム)導入決議等が採択されました。

    詳細については
      http://www.jfa.maff.go.jp/release/16.0622.02.htm
   をご覧ください。

                 ◆

  (3)e−食育.comサイトを開設しました
                  (消費・安全局)

    食育については、様々な取組が行われているところですが、
   国民の皆様から、そもそも食育が必要な背景や具体的な実践手
   法についてのお問い合わせが増加しており、この観点からの適
   切な情報提供を図っていくことが求められています。

    このため、(財)食生活情報サービスセンターでは、7月1
   日(木)から、e−食育.comサイトを開設し、食育の全体像、食
   の安全・安心、食生活指針などについて、具体的でわかりやす
   い情報を提供することといたしました。ぜひご活用ください。

    ホームページのアドレスは、
      http://www.e-shokuiku.com/
   です。

                 ◆

  (4)メールマガジン創刊号配信のお知らせ
                     (大臣官房情報課)

    6月11日発行のメールマガジン第94号で創刊のお知らせをい
   たしました、「e−普及だより」(本省経営局普及課)、「関
   東農政局メールマガジン」(関東農政局)、「おきなわAFF
   メール」(沖縄総合事務局)につきまして、創刊号の配信を行
   いました。
    皆様の登録をお待ちしております。

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3.新着情報
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 (1)「消費・安全局 設置から1年間のとりくみ」について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040701press_5.htm

 (2)農林水産省本省「消費者の部屋」の平成16年後期特別展示ス
    ケジュールについて
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040701press_1.htm

 (3)BSEに関する第2回専門家及び実務担当者会合(WG)の
    概要について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040701press_2.htm

 (4)第4回高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム検討会
    の概要について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040630press_11.htm

 (5)「無農薬」等農薬・化学肥料に係る農産物の表示特別調査の
    実施について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040629press_1.htm

 (6)平成16年6月第4週(6月21日〜6月25日)の牛肉小売価格
    等の調査結果について
      http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040628press_2.htm

 (7)コイヘルペスウイルス病に関するPCR検査結果
      http://www.maff.go.jp/koi/index.html

    報道発表資料の一覧は
      http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
   をご覧ください。

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4.イベント情報
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  農林水産省本省「消費者の部屋」特別展示のご案内
                    (消費・安全局)

   ○「グリーンチャンネルの週」
    (7月5日〜7月9日)
    開室時間:10時〜17時
    (ただし、5日は12時から、9日は13時までです。)
    
    グリーンチャンネルは、CS(通信衛星 Communication Satellite)
   を活用した農林水産情報(アグリネット)と中央競馬情報(レ
   ーシングネット)の専門チャンネル。実際に放送した番組をモ
   ニターで上映しながら番組のラインアップや視聴方法などを紹
   介します。

    詳細については、
      http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/16F_schedule.htm
   をご覧ください。

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5.パブリック・コメント
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   農林水産省では、新たに行う規制の設定・改廃や政策について、
  広く皆様から意見・情報を募集しております。

   詳細については、 
    http://www.maff.go.jp/pub_comment.html
  をご覧ください。

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6.統計データ
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   統計部で公表した統計データをホームページに掲載しています。

   毎年・周期年調査の詳細については、
    http://www.maff.go.jp/www/info/new_year.html
   毎月・毎旬調査の詳細については、
    http://www.maff.go.jp/www/info/new_month.html
  をご覧ください。

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編集後記
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   心配された台風第8号は東にそれ、本州を直撃することはなく
  なりましたが、第7号が東に向きを変え九州に近づいており、今
  後の進路が気になるところです。

   ところで、毎朝通勤電車の窓から見える水田は、一面緑がまぶ
  しくなっており、これは田舎育ちの私にとって一日の活力源とな
  っています。これからも順調な生育を期待しています。

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ご注意
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  ります。
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   (〒100−8950 東京都千代田区霞が関1−2−1)

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